ごあいさつ

学校長 髙城 健司

 本校は大正7年に都城産婆看護婦学校として開設されてから100年を超える歴史のある看護学校です。現在都城市および三股町で就業する看護師、准看護師約3,800名の中にはたくさんの本校出身者がおり、様々なところで活躍しています。都城市北諸県郡医師会は当地の病院・医院、介護施設で働き、地域医療と福祉に貢献してくれる看護職を養成するために本校を運営してきました。平成31年には新校舎が完成し、より良い学びの環境を整えることが出来ました。

 現在、看護師不足が深刻な社会問題となっています。その原因として、高齢者人口増加による医療ニーズ増加、就労環境の悪化、新卒看護師の専門育成にコスト・時間制限・人材不足等考えられ、問題はあまたです。県内外では立て続けに准看護師科の廃校が決まっております。県下においても准看護師科を併設した看護学校はこの近辺にはありません。その中で当校では、都城医師会員がその需要と必要性を理解しているからこそ、准看護師科の存続が成り立っているのです。看護師は人々の健康や生活を支えることが出来るやりがいのある仕事であり、就職やキャリアアップの可能性は広がっております。

 座学により知識を積み、臨地実習で観察眼を養い、そして患者さんの苦しみや困難を共に乗り越えようとする強い情熱を持った看護師・准看護師を、皆さんも都城看護専門学校で目指しませんか?ふるさと納税額全国1位の都城で看護を勉強して、実り多い学生生活を送りましょう!皆さんを心よりお待ちしております。